https://gihyo.jp/magazine/SD/archive/2024/202410
最近特にGmailのガイドライン変更で, DKIMとかDMARCとかのワードは聞くようになったが, 詳しい仕組みそのものはわかってなかったので助かる. そもそもメールのプロトコルをちゃんと理解しないとダメだな.
「あるタスクで手戻りが多くて非効率だった」というときに、その手戻りにかかった時間を共有せずに議論していました。あとでデータを確認すると「4週間の開発期間の中で、議論していた手戻りはたったの2時間」であることがわかりました。
わかりみが深い. とはいえなかなかデータを集めるのも工数を消費してしまうので, うまくスケールする仕組みを作らないといけないんだろうな.
とてもありがたい特集. 最近だと Design Docs や Architecture Decision Record(ADR) が取り上げられることが増えてきたが, あまり深掘りされることがないのでとてもありがたい.
全体を通じて OpenAPI Specification やドキュメンテーションコメントを活用するといった話題が多く, やはりエンジニア目線でドキュメントを腐らせないという ことがテーマになっていそう. また各章ごとに違ったアプローチが挙げられており, やはりドキュメントというのは組織に依存するものだというのがよくわかる. とくにドキュメントに問題があるというのは, ビジネス側とエンジニア側が分断してしまっているなど, そもそも組織のコミュニケーション自体に問題があるということに気づいてしまった. つらい.
個人的には「第2章:ADRを活用してドキュメントとコードの一致を実践 Gitでの管理と承認フローが成功の秘訣」がありがたかった. ADRはとくにいつ書くかなどのプロセスが重要になるので, それが挙げられているのはとてもうれしい.
「第5章:OSS開発のドキュメント事情 設計思想や実装の意図をどうやって伝えているか」で, Java のJEPとかはADRに近しいものなのかもしれないと思った.
免許証の厚みを確認するあれって, ちゃんと決まってたんだ...
めちゃくちゃ濃い内容だった. BFFを運用した上での課題とかの話はあまり見かけないので, とても良い. 扱われている内容はかなり専門性が高いので真似できるとは限らないが, 考え方は実直で参考になる部分も多いはず.
フラグが大量なるというめちゃくちゃありがちな例で参考になる.
Lispのインタプリタとか, HTMLのパーサとかでも似たようなことを考えた気がする. けっきょくステートマシンなのかもしれない.